ハニカムメッシュの意味
みなさんは「ハニカムメッシュ」という言葉を聞いたことがありますか?
なかなか聞き慣れないので「何だ?」と思うかもしれません。
これはTシャツやポロシャツ等のメッシュ生地の1つで、
ハニカムは英語の"honeycomb"=「蜂の巣」が由来となっています。
蜂の巣のように立体的な構造のメッシュ素材になっていることから、
ハニカムメッシュと呼ばれているのです!
↓イメージ
ハニカムメッシュの特徴とは?
夏場はポロシャツ1枚着ただけでも暑いですよね・・・
そんなとき、ハニカムメッシュ素材はおすすめです!
というのも、この素材は通気性に優れていて、
汗をかいてもベタつかないため、さらっとした肌触りです。
またシワになりにくいのでお洗濯も楽です!
外側は凸状をしており、表面積が大きく、
吸収した汗を速やかに乾燥させることから、
ハニカムメッシュは「吸汗速乾」といわれています!
ドライメッシュ生地との違い
メッシュ生地のTシャツやポロシャツでは、
ハニカムメッシュ以外にドライメッシュとよばれる生地もあります。
「同じメッシュ素材で何が違うの?」という質問をいただきそうなので、
ドライとハニカムの違いについて少しご紹介します。
大きな違いとして、ドライメッシュはほぼ全てがポリエステルでできているのに対し、
ハニカムメッシュはポリエステルと綿の混合素材でできています。
製品にもよりますが、大体ポリエステルと綿の割合が半分半分ほどです。
そのため、綿の肌触りの良さや快適な着心地も体感することができるのです!
生地の組成については下記をご参照ください!
■ハニカム・・・綿生地が速乾を妨げるが、立体構造メッシュのため、早く乾く。
■ドライ・・・平面構造だが、ポリエステル生地のため早く乾く。
どちらも速乾性に優れていますが、
ポリエステル素材のツルツルとした肌触りにこだわる方はドライ、
綿のふんわりとした肌触りがお好きな方はハニカムで、
お好みの触感をお選びいただいてはいかがでしょうか?
ハニカムメッシュの使用場面
この生地は、Tシャツやポロシャツ以外にも、
実はあらゆる製品に使用されています。
たとえば、このような製品!
・夏用の枕カバーやシーツの上に敷くマット
・靴のインソール(中敷き)
・クッション
・スリッパ etc.
通気性が良い素材のため、暑い夏には大活躍ですね!
ぜひ、ハニカムメッシュ素材のTシャツやポロシャツを着て、
着心地の良さを確かめてみてはいかがでしょうか(^^)/